シラチャーソースで作るエビチリは鬼美味い

甲殻類、特にエビが好きです。どんな調理の仕方しても1軍に食い込んできますよね。海老蔵より絶対にエビ好き。
ということで、エビチリを錬金していきます。
XLのブラックタイガー先輩が安くなっていたので、スササと購入。
ブラックタイガーとかいう中2な名前つけられて、しかも安売りされてて気の毒なので、美味しく調理してあげましょう。
エビの下処理
何も始まらないので、まずは剥きましょう。
理想の奥さんのタイプはエビの背ワタもちゃんと取ってくれる人です。
背ワタをクリアしたら、洗っていきます。スーパーに売られているエビは臭みがどうしてもあるので、それを片栗粉と塩で揉み洗いしましょう。この一手間が大事。結構がっつり出来上がりの風味が変わります。
揉み洗いして、水で2、3回流せばキレイになります。
水気をしっかりと取って下味をつけていきましょう。
ちなみにエビって素手で触ると結構手に匂いつくじゃないすか?それをいちいち石鹸で洗うのもめんどいじゃないすか?
そうゆう時はこういったステンレス石鹸と呼ばれる秘密道具で手をキュキュッとやってやると匂いがスッと取れておすすめ。
ステンレスで半永久的に使えるので、良く料理する人は台所にいつでもスタンバイしておきましょう。ニンニクとか生肉とか匂いがつきやすい食材を触るときにかなり重宝します。
下味
下味は塩胡椒と片栗粉をファっと適当に入れます。完全に目分量。
そして卵を黄身と卵白に分けて、卵白だけ入れましょう
仕上がりがめちゃめちゃふっくらなります。また、エビがコーティングされるので下味がしっかりつくのと、ソースも絡みやすくなります。
中華の鉄人、陳建一が卵白を入れることを推奨しているので間違いない。
素人は黙ってプロの技を模倣しましょう。
しっかりと混ぜ合わせて10分ほど漬けておきましょう。黄身はあとで使います。
付け合わせ
エビを漬けている間に付け合わせのタオパイパイ、と見せかけてチンゲンサイを用意しましょう。これは料理っていうか茹でるだけ。
斬。
茹。
お湯に塩を入れると鮮やかな色に茹であがります。
1分ほど適当に茹でたら取り出しておきましょう。Sっ気を最大限に発揮して放置プレイ。
ソースはシラチャー頼み
- 玉ねぎ(適当)
- ニンニク(好きなだけ)
- 生姜(入れたい分だけ)
- ケチャップ(いい感じになるまで)
- シラチャーソース(料理の情熱分)
- 味覇的な中華ダシ(ちょっとだけ)
- 砂糖(ファサッ、、、くらい)
さてエビチリの決め手はソースです。上が材料になります。分量は自分が美味しそうだと思う量を入れましょう。料理ってそうゆうもん。
今回はシラチャーソースa.k.a超万能ソースで味を決めるので、誰でも失敗なく、死ぬほど美味いチリソースが作れることを約束されたようなもんです。おめでとう。
まずは玉ねぎとニンニクを粗く切っていきましょう。
玉砕。
ニンニクも同じように。
粉砕。
これらをごま油でシャッと炒めましょう。
生姜は買い忘れました。忘れることもあるさ、人間だもの。しょうがない。
ケチャップはHEINZ。Tシャツじゃないよ。
そしてこのニワトリの紋所が目に入らぬか。カリフォルニアを席巻する万能調味料。マジでこれ入れると味がバシッと決まります。辛みの中に甘さ、酸っぱさ、コク、全てが凝縮されている。これ知らない人はググってみてください。
中華ダシはCook Doの香味ペースト。味覇よりも創味シャンタンよりも個人的にはこれが一番好き。手でギュッとしたら出すぎてああああああってなりました。
適当に煮詰めたら水溶き片栗粉でトロミをつけましょう。
そしてソースはひとまず放置。またしても放置プレイ。5分ぶり2回目。
味見したらおいしすぎて、ついその場で前方伸身宙返り3回ひねりを行い、ガッツポーズをしました。
エビを調理する
下味をつけておいたエビちゃんを愛用のスキレットで揚げ焼きにして行きます。
ジュンジュワ〜
写真からもプリプリ感が凄まじい。表面の卵白、片栗粉の衣がいい感じになり、エビが全体的に赤くなったら、先ほどのソースに合わせましょう。
運命の瞬間。
パイルダーオン!
今年一番のエビの躍動感ではないでしょうか。
MVP(Most Valuable Prawn)を贈呈します。
そして先ほど余っていた黄身をといてチリソースに混ぜ合わせて行きましょう。
絶対うまいこれ。
あとは「白雪姫め、、、」と呟きながら両手でかき混ぜてください。盛り付けたら完成です。
とその前にこちらの白ネギを、
鬼神斬り。
完成
先ほど茹でたチンゲンサイを丸く並べて、盛り付けましょう。なんやこれ絶対うまい。
ちょっと引きで撮っても美味しそう。なので絶対うまい。
実際に食ってもうまい。知ってた。
エビはしっかりと下ごしらえをしたので、レベル790000くらいあります。プリプリという言葉以外見つかりません。サイバージャパンダンサーズのプリケツといい勝負だと思います。
あとはソース。めちゃくちゃ適当に作りましたがシラチャーソース自体が完成された味なので、まずい訳がないです。ちょっとピリ辛ですが、そこも卵黄を入れたことによりマイルドになり、全体の味はピリッとしまっているけど、味わい深いものとなっております。
トッピングの白髪ねぎ、チンゲンサイもマスト。彩はもちろん、ドロッとしたソースとプリプリのエビにシャキッとした食感と青野菜の爽やかさで口の中がリセットされ、無限に食える気しかしない。
あまりの美味さに脳がバグり、ボキャブラリーを司る機能が停止して、うまいしか出てこないくらいうまかったです。
レシピもめちゃくちゃ簡単で、正直エビ焼いてソースに絡めただけで誰でも作れるけど、細かいところを詰めていくことで美味しくなりますね。
まとめ
理想の奥さんのタイプはエビの背ワタもちゃんと取ってくれる人です。(2回目)
そしてシラチャーソースはガチで有能。
知らないならば、シラチャー言って聞かせやShow。