材料3品で作る必殺のロールキャベツと錬金術

長い物には巻かれたくない派ですが、ロールキャベツは好きです。
めっちゃ簡単で、見栄えも良い上に美味しいので、必殺技の一つとしてショートカットキーに登録しています。
本当に3品で作れる簡単ロールキャベツ
それでは作っていきましょう。
材料は以下の3つです。全部で500円しないくらい。正確にはキャベツ4枚とひき肉半分くらいなので実質的には250円かかってないと思う。給料日前にもオヌヌメ。
まずはひき肉に下味をつけてよくこねておきましょう。キャベツには豚ひき肉のジューシーな肉汁があいます。卵とかナツメグとか入れてもいいけど、今回は簡単に作ることがメインなので省略。
キャベツさんからは圧倒的瑞々しさを感じます。ずっしり重いし、何か不思議な生命力すらも感じますね。
このようにパックリと開いて辱めを受けても、凛としています。生命力を感じます。ビバラバダ。
熱湯風呂にサッと入れます。
フニャっとなってきたらまな板に戻しましょう。
おい、生命力どこいった。
ここで先ほどのお肉をパイルダーオンしてください。この時点で色合い的に美味そうな感じ。
クルクルっと巻くとこうなります。巻き方はセンスです。僕はセンスがあるので綺麗に負けます。失敗したあなたはセンスがありません。それだけの事です。
ここまで来たらほとんど料理っぽい事は終わり。フライパンにオリーブオイルをいれて温めておきます。
フライパンは安定のロッジのスキレット。一生使える代物。これで焼けば本当に大体美味しくなります。特にお肉系は鉄鍋独特の柔らかい火のあたり方でもうアレです。すいません忘れましたがとにかく簡単に美味く肉が焼けます。
とにかくこのオフィシャルのラバーの持ち手が高かった事は覚えている。
巻き終わりの面を下にしてジューっと焼いていきましょう。ここからのポイントは極力ロールキャベツに触らない、という事です。触ると煮崩れの原因になり、ただの草のお化けの煮物みたいになります。
焼き目がついたかな?ついたんじゃね?ついたっしょ!と自分に自信が持てたら水を少しいれてコンソメ顆粒をぶち込んでやります。
そして第3の刺客、トマト缶をいれます。リコピン摂取し放題ですおめでとうございます。
地獄のマグマみたいになりますが安心してください。火が強いと跳ねまくるので、弱火でコトコトいきましょう。
ここでブルジョワジーの方は塩昆布をひとつまみ入れてみましょう。昆布とトマトのうまみ成分は同じグルタミン酸という成分です。合わないわけない。
本当はイノシン酸を含む食材を入れると旨味成分が掛け合わさりさらに最強になるのですが、冷蔵庫に無かったので塩昆布になります。
今回は旨味成分を掛け算するというよりかは、グルタミン酸をブーストさせる、足し算というイメージ。でも、塩こん部長が何かしらやってくれそうなので美味しくなる気がします。
味見した瞬間に勝利を確信。小指の角度からおいしさを汲み取ってください。
ほらほら見て見て、もう絶対美味いじゃんこれ誰が作ったんですか僕です。そんなに簡単にできちゃうのに美味しくて見栄えも良いなんてすごくない?誰が作っ僕です。
盛り付けにパセリと生クリームを垂らして食卓にスッと出したらできる感じになります。実際には死ぬほど手抜きの料理ですけどね。マジで超簡単。
まとめ
というわけで、本当に3品でロールキャベツが簡単に錬成できましたね、エドもアルもびっくりの錬金術です。
そもそも錬金術の原理である等価交換とは何かを得る為に何か同じ価値のものを失う、というわかってるようで中々体現できない基本的なものです。
しかし僕は思います。10もらったらその10に自分の1を上乗せして、11にして次の人へ渡す、これこそ等価交換を否定する新しい法則なのではないのかと。そう、エドとアルがたどり着いたこの新たな法則こそ、真の法則であり、真理と呼ばれるものなのです。
以上、今日のブログは錬金術についてでした。ロールキャベツ?黙れド三流。